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2012-08

ロシア帆船「エカテリーナ」1;48模型完成!

ロシア帆船「エカテリーナ」の模型が出来上がりました。

この船は1782年船頭大黒屋光太夫の「神昌丸」が鈴鹿の白子浦を出帆、紀州藩の米を積み江戸に向かう途中暴風に遭遇し、遭難漂流。翌年アリューシャンに漂着。
1791年帰国の嘆願書をロシア皇帝に直訴。許可後ラスクマンと共に遣日修好使節として現在の北海道根室に着く。この時に光太夫らが乗って帰ったのがこの「エカテリーナ」号で、光太夫は翌年日本に引き渡され更に江戸に屋敷を貰い1798年には故郷の亀山藩にお預けの身となる。
この「エカテリーナ」は始めて日本に送った使節で、日露交渉が行われています。
黒船来航よりも以前の史実です。
三重県鈴鹿市に「大黒屋光太夫記念館」が有りますので、歴史のお好きな方の訪問見学をお勧めいたします。

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